今回の授業は中学2年生を対象に行いました。
まず初めに『節』とはどんな物なのか実際に生徒達に見せて、どういう風に節が作られているのかを説明しました。
次に卓上削り器で手削りのやり方を教え、本節の手削り体験を各テーブルで行いました。この際各テーブルに青年会のスタッフが付き、正しい削り方の指導をします。
料理人高木氏が鯛をお刺身用にさばいてくれました。生の魚をさばくのを実際に目の前で見るのが初めての様なおどろきの声が上がっていました。
そして高木氏が昆布の説明をした後、昆布ダシを取り、花かつおをたくさん使い調味料の一切入っていない昆布と鰹節のダシ汁を生徒達に味見してもらいました。『おいしい』という声がたくさん聞こえてきました。
同じ手順で各テーブルで自分たちでダシを取ってもらい調味料を加え、ほうれん草のおひたしを作りました。
自分たちでもおいしいダシを簡単に作れるという事を知ってもらい、料理に使うとこんなにもおいしくなるんだという事を知ってもらえたと思います。
今日の授業で知った事を家でも復習して、ご家族の方々にも知って頂くために昆布と本節の花かつおを持ち帰ってもらいました。