指宿山川のかつお節生産者業者でつくる山川水産加工業協同組合青年部協和会(西岡華代会長、12人)は18日、鹿児島市にある生見クリニックを訪れ、かつお節と味噌をお湯でとく「茶節」をプレゼントした。これは、17日の敬老の日にちなんで、お年寄りに元気になっていただこうという企画。
高齢者25名が、かつおだしの利いた栄養ドリンクを楽しんだ。
アミノ酸やビタミンを豊富に含むかつお節を使った茶節を飲み、高齢者に元気をつけてもらおうと、西岡会長ら3人が、味噌を入れた紙コップに、削りたての本枯節をたっぷりと入れ、お湯を注ぐと、かつお節独特の風味豊かな香りが広がった。
熱々の茶節を飲んだ高齢者は、「昔はよく飲んでいたが、最近は飲まなくなっていた。懐かしい味、元気になった」と口を揃えて喜んだ。